「何回も歯科医に通うのは面倒だよね」
「自宅だと1日2時間で毎日2週間・・続くかなぁ」
「毎回の食事制限もあるから大変」
と、ホワイトニングを行うことへの心配や困りごとを悩んでしまうこともあるかもしれません。
でも、そんな悩み事を解決してくれるホワイトニングがある?
今回は1回で希望の白さになる”ブライトホワイト”について、説明していきたいと思います。
ブライトホワイトとはどんなもの?なぜ、1回1時間でそんなに白くなるの?
ブライトホワイトはアメリカ発の1回のホワイトニング効果が非常に高い歯科医で行うオフィスホワイトニングです。1回で8~10段階白くできます。
歯の色を示すシェードガイドでは、日本人の平均は A3~A3.5ですので、最低でも自然な白さとされているA2よりも白くなります。10段階上がった場合、人から「白い」と気づいてもらえるA1レベル以上となります。※ ”歯の自然な白さ”を希望される方はシェードガイド上、A2~A1とされています。
施術時間(実際にライトをあてている時間)は通常のオフィスホワイトニングより長く、20分×3回セットで、1回の施術でトータル1時間行います。
ブライトホワイトに使われるホワイトニングの薬剤は過酸化水素濃度:15%と通常のオフィスホワイトニングの濃度:35%より低いものです。
薬剤にはブライトホワイトに使われる特殊なライト(ガスプラズマライト:レーシックなどを開発したNASAの科学者が発明) によく反応する成分が含まれており,その成分が過酸化水素の働きを活発にさせる作用があるため、通常より低い濃度でも歯を一気に白くする効果を生み出します。
通常、ライトをあて続けると発熱して、ライトそのもの、歯が熱く感じるようになるのですが、優れた冷却機能を備えているので、熱くならず、歯が少し暖かく感じる程度で行うことができます。
また、一般的なジェルは保存のため、酸性にしてあります。ホワイトニングは薬剤の成分である過酸化水素が口の中でフリーラジカルというものになり、それが歯の内部の着色物質を分解することで歯そのものを白くしますが、アルカリ性の方がこのフリーラジカルを発生しやすくなります。そして、アルカリ性の薬剤をつかうことで、酸性でおこる歯の脱灰(歯の成分を溶かす)を防ぎます。
※ 歯の脱灰は食事後、口の中が酸性になることで起こりますが、唾液により再石灰化されます。むし歯はこの脱灰が菌により起こることで発生します。
ブライトホワイトのジェルは塗布直前に配合し、アルカリ性でジェルを使用するため、より活発に薬剤が動き、ホワイトニングの効果を最大限に発揮します
ブライトホワイトにはこんな効果もある すぐれた2つの効果
ブライトホワイトは1日で希望の白さにするだけでなく、その他にも効果があります。
一つは、白さをより長くキープできることです。通常のホワイトニングでは歯の白さをキープするために通常半年ごとの再ホワイトニングを行います。
ブライトホワイトは長い時間の施術ができることで、通常では届かない歯内部 奥深くの着色物質を分解します 。歯の奥深く内部は長い年月が経たないと着色物質はたまってこないため、結果として通常より色戻りが遅くなるためです。ホワイトニング前のほぼ元の色にもどるまでの期間はブライトホワイトでは2~4年、通常のホワイトニングでは2年前後といわれています。
ブライトホワイトでは半年で1~3段階くらいの色戻りが発生します。その為、6ヶ月~1年を目安にメンテナンス(再ホワイトニング)を行うことを推奨しています。このメンテナンスは1〜3段階の色戻りに対してなので、ブライトホワイトでなく通常のホワイトニング(15000円程度)にて行います。
一般的なオフィスホワイトニングでは、個人差もありますが、メンテナンス間隔は3~6ケ月とされていることに比べて、メンテナンスの間隔も長くなります。
もう一つは特殊なアーチライトにより、通常オフィスホワイトニングでは上下で20本の歯(奥歯の2本以外の歯:人の歯の数は一般的に28〜32本 ※親知らずが全くない方は28本)ですが、ブライトホワイトは上下で24本の歯に対して、ホワイトニングを行います。
ホームホワイトニングほどでありませんが(ホームホワイトニングは全ての歯)、より奥の歯まで白くすることができるもの大きな特徴です。
その他、ブライトホワイトはその高い効果により、神経がない歯・テトラサイクリンの歯の色をある程度白くすることができるという効果もあります。
※テトラサイクリン歯:子供の頃に服用した薬(テトラサイクリン系の抗生物質)の影響で歯が変色している症状
ブライトホワイトの口コミは?
ブライトホワイトを実際に行った人の感想では以下のようなものがありました。
”8~10段階、色がアップ 歯茎に近いところまで白く!夢のようです。施術では2回目の照射途中から冷たいものをあてたよう”しみ”の症状がでた。痛みを抑えるジェルと塗ってもらったら数分でしみがおさまり再開できた” (ブログより)
”クリーニングもかなり丁寧 好きな味を選んでクリーニングしてもらえる。2回目の20分でズキンという痛みが・・そのあとはガマン。白さ8段階はアップで”真っ白”に 知り合いにも「歯白いね」と効果はバッチリでした” (ブログより)
”D4からB1まであがった めんどくさがりで1回で効果だしたかったら、お値段安くないけどいってよかった でもめっちゃ痛い、しみるう”(ツイッタ―より)
と、口コミや体験談では「本当に8段階以上白くなった!」という効果を実証する口コミがほどんとで、一方「しみた、痛くなった」と長時間のホワイトニングで知覚過敏の症状がでていることが多いようです。痛みがでた場合は、痛みを緩和するジェルなどの処置をしてくれます。痛みどめをあらかじめ服用するなど、痛みを無理に我慢せず、行えるようにしましょう。
効果は高い!では、安全性は?注意することはある?
ブライトホワイトは通常のオフィスホワイトニングより過酸化水素濃度が低いため、知覚過敏などの症状がでる心配を少なくすることができますが、20分×3回 トータル1時間という長いホワイトニングの中で、2回目、3回目となると知覚過敏の症状をおこすことが先の口コミのようにあります。
ホワイトニング自体はアメリカの大学の臨床実験ではエナメル質を軟化させることがないことが確認されていますので、安全に行えます。(引用:http://britewhite-jp.com)
ブライトホワイトでの注意点
・当日は色が付きやすいので、24時間は着色のある食事をさける
ホワイトニングは1日ですみますが、他のオフィスホワイトニング同様、ホワイトニング後 24時間は着色しないように食事制限が必要です。ホワイトニング後は、歯の表面の保護膜:ペリクルがはがれた状態になるので、着色のあるもの(コーヒー/紅茶、コーラ、カレー、トマト系のパスタ、赤ワインなど)は極力避けましょう。
ブライトホワイトと他ホワイトニング、結局どっちが安い?
ブライトホワイトは24本で60000円(税抜き)と記載されています。歯科医院によってばらつきはありますが、通常オフィスホワイトニングでは1回:15000円程度で3〜5回程度の通院が必要です。
3回ですと45000円と安くなりますが、5回だと75000円と割高になります。よって、オフィスホワイトニングでは結果的にコストもホワイトニングかかる期間の点からもブライトホワイトの方がよかったという場合があります。
一方、ホームホワイトニングは一般的に25000〜35000円程度と安価で抑えられますが、2週間連続で毎日2時間、そして、その間の着色しやすいものを控える食事制限があります。
ブライトホワイトでは施術が1回のみなので知覚過敏が心配な方も一回だけの心配ですむというメリットもあります。
時間がとれない方や食事制限が煩わしいと思われる方、知覚過敏などの痛みを最小回数で抑えたい方には最適なホワイトニングといえます。
国内でブライトホワイトが行える場所は?
ブライトホワイトが行える歯科医院は現在、以下の通りです。都内ではホワイトニング専門のサロン歯科医院”ティースアート”が5店舗あります。その他の場所で名古屋、福岡などでブライトホワイトが行われています。
(ブライトホワイトが行われている歯科医院)
(東京都)
新宿 TEETHART(ティースアート) ホワイトニングスパ
(愛知県)
名古屋 田島デンタルオフィス
(福岡県)
福岡市 しもだ矯正歯科クリニック
(広島県)
広島市 プラザ歯科
(岐阜県)
大垣市 早野歯科医院
まとめ
今回はメディアなどでも取り上げられる、たった1回で希望の白さになる”ブライトホワイト”について解説してきました。
・1回での実際の施術時間は20分×3回:60分
・通常のオフィスホワイトニングより濃度の低い薬剤を使用している為、知覚過敏などの症状が起きにくい。
・1回で白くなることに以外に他ホワイトニングに比べて色戻りがしにくい
・通常のオフィスホワイトニングより多くの歯を白くできる
・料金は1回 60000円(税抜き) 回数によっては通常のオフィスホワイトニングより安価になることも
・1回ですむ為、時間がない方、食事制限を極力抑えたい方、知覚過敏の心配を最小にしたい方に適したホワイトニング
施術できる歯科医院がどこにでもあるわけでないので、場所が限られますが、上記のように様々なメリットのあるホワイトニングです。「これはいい!」と思われた方はブライトホワイトを検討されてみてはいかがでしょうか。