自宅で行うホワイトニングの種類によって必要になる?専用のマウスピース
自宅でのホワイトニングの種類
① ホワイトニング歯磨き粉によるホワイトニング
② ホワイトニングジェル(はははのは、ちゅらテュース)によるホワイトニング
③ ホワイトニングキットによるホワイトニング
④ 薬剤のみインターネット販売で購入して行うホワイトニング
⑤ 歯科医指導のもとのホワイトニング(ホームホワイトニング)
その中でマウスピースを必要とするものは?
①〜⑤の中でマウスピースを必要とするものは③〜⑤になります。
③ ホワイトニングキットによる
市販のホワイトニングキットには付属品として薬剤を塗布するマウスピースがついています。キットの中にはマウスピースを熱湯に浸し、変形できる状態にして、取り出し口に装着し、ある程度、ご自身の歯型にあった形にできるものもありますが、大抵のものは決まった形状のものになります。
④ 薬剤のみインターネット販売で購入して行うホワイトニング
楽天、バイマなどで薬剤のみ購入して行う場合になります。販売ページにも記載がありますが、別途マウスピースが必要となります。この場合、マウスピースが歯科医でご自身専用のマウスピースのみを作成します。
⑤ 歯科医指導のもとのホワイトニング
歯科医指導のもとではご自身の歯型にあったマウスピースを用います。これは
・液漏れをおこなさいことで歯茎などへの薬剤の付着させないようにする
・唾液の侵入を防ぎ薬剤の効果を最大に発揮する
ためです。
このホワイトニングでは低濃度ですが、過酸化物を使用するので、歯茎などに直接付くと炎症を起こす可能性もあります。マウスピースについては「ホームホワイトニングの効果を最大にするには?」にもう少し詳しく書いていますので、参考になさっていただければと思います。
マウスピースの値段は?
ホワイトニングキットの場合はキット価格に含まれていますが、薬剤のみ購入して行うやホームホワイトニングでは上記のように歯科医で作成します。歯科医によって差がありますが、10000~30000円ほどといわれています。
マウスピースのメンテ方法は?使用上の注意点は?
自宅でのホワイトニングでは
・2週間連続で毎日30分程度(ホワイトニングキットの場合)
・2週間連続で毎日1時間程度(ホームホワイトニングの場合)
行うことになります。毎日使うわけですから、その度に口に加えるマウスピースはメンテナンス:きれいに保つことが必要です。
どちらの施工でも使用後、マウスピースを水洗いをして、乾かしておきます。洗浄する時、乾かす時に熱湯消毒やドライヤーなどの高温で行うとマウスピースが変形してしまうので、高温で洗浄・乾燥は避けてください。
LEDライトを使うホワイトニングは?どんなもの?どう作用する?
自宅で行うホワイトニングのうち、LEDライトを使用するものは③のホワイトニングキットのみとなります。キットにはあらかじめLEDライトがついているものが多いです。LEDライトを使用せずに行うキットもあります。
LEDライトは一般的には青色LEDライトのものが多くなっています。LEDライトの役割は薬剤に光をあてることで薬剤成分の動きを活性にし、歯の表面についている着色物質を除去する成分を作り出すために行っています。
一般にはあてる光の種類によっても薬剤の活性度合いが変わってきます。
LEDライトの安全性は?
ホワイトニングキットに付属されているLEDライトはハンディタイプのものです。ライトは光のエネルギーが高い方が、ホワイトニング効果は高くなります。ただし、その分、人体への影響を考慮しないといけません。キットに付属されているライトは安全性も考慮しているので、人体への影響はありませんが、その分、効果も弱くなっていることになります。
まとめ
ご自身が希望されるホワイトニングによっては、マウスピースが必要となることを述べてきました。また、自宅で使用するLEDライトは歯科医院で行うホワイトニングのライトに比べて、効果は限定的であると考えられます。
上記のようなことを参考にして、自宅でのホワイトニングに取り組みましょう。