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ホワイトニング 市販で効果があるものは?

ホワイトニングの知識

「歯の黄ばみが気になる、でも、できればお金はかけずにホワイトニングしたい」

このようなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

 

歯を白くするホワイトニングには歯科医院で施術を行うオフィスホワイトニングを始めとして、自宅で歯を白くできるホームホワイトニングなど、さまざまな方法があります。

しかし、これらのホワイトニングは数万円から場合によっては10万ほどの費用が必要となるケースも。

 

もし、ホワイトニングにお金をかけたくないのであれば、市販のホワイトニング歯磨き粉やホワイトニングシートを使って歯を白くすることも可能です。

では、「市販のホワイトニング製品」にはどのようなものがあり、どれくらいの効果が見込めるのでしょうか?

今回は「市販で効果のあるホワイトニングアイテム」についてご紹介いたします。

歯の黄ばみが気になる?市販ホワイトニング商品の効果と注意点は?

市販のホワイトニングアイテムには歯磨き粉や液体タイプなど、たくさんの種類があります。

歯磨き粉タイプ

〇アパガードプレミオ

 

★★★★★ 白くなったかなー。

まだ使って間もないけど少し白くなった気がします。(amazonより)

★★★★★

品質インターネットにて当商品を知り、「三日で歯が白くなる」との謳い文句があったので半信半疑で購入。

使ってみましたが、本当に効果が実感できるほどの品質でびっくりしました。
(amazonより)

★★★☆☆☆

すごくいいです。歯がツルツルになるし、口臭にも効果ありました。(amazonより)

★★★★★

もう何年も使っていますアマゾンの定期便で買い続けてもう何年も経っています。

研磨剤が使われていないということで、歯の健康を考えて使い始めました。

歯磨き後に特別なミントの爽快感等はありませんが、マイルドな爽やかさは感じられます。

今後も使い続けていきたいと思っています。(amazonより)

 

アパガードプレミオは歯磨き粉タイプのホワイトニングアイテムです。

歯のエナメル質および象牙質に含まれるハイドロキシアパタイトとほぼ同じ成分の「薬用ハイドロキシアパタイト」を配合。

独自のナノ粒子が失われた歯の組織を補給し、エナメル質を修復しながら歯を健康に白く保つ効果を期待できます。

歯が修復されることで白く見えるのですね

液体タイプ

〇トゥービー・ホワイト ホワイトニング エッセンス プレミアム 7ml

★★★☆☆変化はなかった使い方や磨き方が悪いのか…残念ながらあまり効果は見られなかった。(amazonより)

★★★☆☆歯の色歯の色が気になっていましたので購入しました。

匂いが私には少し苦手でしたが、使い切りました。

凄く目に見えて効果があるかというと、、よくわからなかったです。(amazonより)

★★★★★

白くなったちゃんと磨けば歯を白くする効果は十二分にあると思います。

正直、想像以上に効果がありました。(amazonより)

トゥービー・ホワイト ホワイトニング エッセンス プレミアムは液体タイプのホワイトニングアイテムです。

天然の植物である「スイカズラ」から抽出したスイカズラエキスを配合。

スイカズラの力で歯の汚れを浮かせ、キトサン成分により歯をコーティングして汚れをつきにくくします。

天然のシルクとパール成分も合わせて配合してあり、歯にツヤと輝きを与える効果を期待できます。

使い方は、市販の歯磨き粉の上に1~2滴リキッドを垂らして使用します。

 

うがい薬(洗口液)タイプ

〇クリアクリーン デンタルリンス ホワイトニング アップルミント 薬用液体ハミガキ 600ml

[購入した人の口コミ]

 

・★★★☆☆ うーん・・・。

あまり効果は実感できなかったです。
使い方悪かったのかなー?
刺激が少ないのが欲しい人にはおすすめです。。

 

・★☆☆☆☆ 効果は感じられない。

1本使いきってみましたが
なんの効果も感じられませんでした
ホワイトニングを謳う商品はたくさんありますが、どれも効果は?です。

 

・★★★★☆ スッキリさ

匂いや味覚、刺激など好みによりますが、口の中がすっきりします。

(amazon.co.jpより抜粋)

 

クリアクリーン デンタルリンス ホワイトニング アップルミントはうがい薬(洗口液)タイプのホワイトニングアイテムです。

リンゴ酸の力で歯の汚れを浮かせて落とし、ポリリン酸により歯をコーティングして汚れをつきにくくします。

うがいと言ってものどでするガラガラうがいではなく、口の中をゆすぐブクブクうがいをして液体を歯全体に行きわたらせたのち、歯を磨いて綺麗にします。

歯磨き粉(研磨剤入り)タイプ

〇キラルンハミガキペーストタイプ100g ホワイトニング

[購入した人の口コミ]

 

・★★★★☆ 泡立ちはあまりない

期待通りの白い歯にはならないですが
使っていると歯の着色汚れが落ちてく感じで
ワントーン明るくなります!

 

・★☆☆☆☆ 研磨剤

内容成分の研磨剤って、確か虫歯の原因になるってきいたことがある…

 

・★★★★★ 意外にいいような

あまり期待していませんでしたが、リピ派になってしまいました。非常にトロミがあります。白くなった気はします。とりあえず継続します。

(amazon.co.jpより抜粋)

 

キラルンハミガキペーストタイプは歯磨き粉(研磨剤入り)タイプのホワイトニングアイテムです。

愛媛県宇和島産の鯛のウロコから抽出した海洋性天然アパタイト(研磨剤)の力により、歯の表面の汚れを落として綺麗にします。

マウスピースタイプ

〇スマートデントシステム お手軽ホワイトニング セルフケア [専用ジェル付き] シリコン マウスピース

[購入した人の口コミ]

 

・★☆☆☆☆ 全然変わらない

レビューがよく効果があると思い購入したものの三回したところですが全く変わりません。
他の方の一回目で効果を感じれたと言うのが全くわかりません。

 

・★☆☆☆☆ 白くなりません

10回ほど使用しました。
ほんの少しだけ歯がきれいになったかなぁ程度です。
歯が白くなったという実感はありません。
ホワイトニング効果は期待できないと思います。

 

・★★★☆☆ 劇的は変化はないですが・・・

2度ほど使いましたが気持ち白くなったかな?程度で劇的な変化はないのですが、
付属のジェルで40回使えるらしいので、とりあえず続けてみようかと思います。

(amazon.co.jpより抜粋)

 

スマートデントシステム お手軽ホワイトニング セルフケア [専用ジェル付き] シリコン マウスピースはマウスピースタイプのホワイトニング商品です。

ナノ粒子の酸化チタンが配合されたジェルを歯に塗り、専用のLEDライトを照射。

光触媒の力によって歯の表面についた汚れや細菌を分解し、歯を綺麗にします。

市販のホワイトニングアイテムを使う際の注意点

現在、日本国内で販売しているほとんどのホワイトニング商品(ホワイトニング歯磨き粉や液体タイプ、うがい薬タイプなど)には研磨剤は含まれていません。

その理由は、研磨剤は歯の表面のエナメル質を傷つけやすく、傷ついたエナメル質に汚れやプラークが溜まってしまいむし歯になるリスクが上がったり、溝に溜まった汚れのせいでさらに歯が汚く見えてしまうからです。

 

上記の理由から、今では日本国内では研磨剤入りのホワイトニングアイテムはあまり売られていません。

しかし、茶渋の汚れなど、通常の歯磨きでは落としにくい汚れには1-5.でご紹介したキラルンハミガキペーストタイプのような研磨剤入りの製品や消しゴムタイプのアイテムが効果を発揮する場合もあります。

 

もし、研磨剤入りの製品を使うときには週に1~2回程度、研磨剤無しのホワイトニングアイテムと併用して使うことをおすすめします。

毎日の歯磨きでいつも研磨剤入り製品を使っていると歯や歯ぐきを傷つけてしまうおそれがあるので注意しましょう。

安全な研磨剤ってあるの?

研磨剤には人工素材から天然素材のものまでさまざまな種類があります。

 

(市販されている歯磨き粉に含まれる研磨剤一覧)

・無水ケイ酸(シリカ、無水ケイ酸A、軽質無水ケイ酸)

ホワイトニング目的(「白くする」というキャッチコピーが入った商品)の歯磨き粉に含まれていることが多い研磨剤です。

天然成分では石英から採れる物質でガラスやシリコンの原料になり、硬さを表すモース硬度は「6~7」と歯の象牙質(モース硬度5)やエナメル質(モース硬度6)と同程度かそれ以上の硬さがあり、清掃効果は高いです。

 

粒が大きいものは歯を傷つけるおそれがありますが、改質され小さな粒になっているものは歯にかかる負担が少なくなっています。

改質された極小粒子の無水ケイ酸が含まれる歯磨き粉には低研磨と表示されているケースが多く、歯をあまり傷つけずに汚れを落とせるのが特徴です。

 

なお、無水ケイ酸は歯磨き粉の粘度を増すための増粘剤として使われている場合もあります。

 

・含水ケイ酸(タルク)

滑石(かっせき)という鉱石から作られた研磨剤です。

滑石は硬さの基準となるモース硬度が「1」と比較的やわらかく、モース硬度が6~7の無水ケイ酸よりも歯にかかる負担が少ないのが特徴です。

ただし、含水ケイ酸でも粒子の大きなものは歯を傷つけやすくなります。

 

・炭酸カルシウム

天然のものと合成のものがあり、天然成分では大理石や石灰岩、貝殻、サンゴなどに含まれています。

モース硬度は「3」と歯のエナメル質(モース硬度6)よりやわらかいですが、それでも大理石程度の硬さはあります。

ほかの研磨剤と同様、粒子が大きいものは歯を傷つけるおそれがあります。

 

・リン酸水素カルシウム

天然と合成のものがあり、天然成分では燐灰石(りんかいせき:アパタイト)、ウィットロカイト(ウィットロカイト石)などに含まれています。

モース硬度は「3」で炭酸カルシウムと同じくらいの硬さがあります。

歯の主成分であるハイドロキシアパタイトに近い成分であり、歯の表面のエナメル質から吸収されることによって再石灰化(酸で溶けた歯を修復する)をうながす作用があります。

ほかの研磨剤と同じく、粒子が大きいものは歯を傷つけやすいので注意が必要です。

 

・水酸化アルミニウム

天然と合成のものがあり、天然成分ではボーキサイトに含まれています。(アルミニウムの原料)

食品添加物のミョウバンやベーキングパウダーなどに使用され、医薬品にも用いられる身近な原料のひとつです。

モース硬度は「3」で炭酸カルシウム、リン酸水素カルシウムと同じくらいの硬さがあります。

ほかの研磨剤と同様、粒子が大きければ歯にかかる負担が増えます。

なお、アルミニウムの毒性については以前よりアルツハイマーとの関係が指摘されていますが、アルミニウムがアルツハイマーをひきおこすかどうかはまだ不透明であり確実な証拠がないため、近年ではその関連性は否定されつつあります。

 

上記5つの研磨剤はモース硬度で言えば無水ケイ酸がもっとも硬い素材となります。

しかし、重要なのはモース硬度に加え、「粒子が大きいか小さいか」という点です。

やわらかい含水ケイ酸でも粒子が大きければ歯を傷つけやすく、硬い無水ケイ酸でも極小粒子のものは歯にかかる負担が少なくなります。

 

研磨剤が歯磨き粉に含まれているときには多くの場合、「清掃剤:ケイ素(無水ケイ酸)」「清掃剤:タルク(含水タルク)」「清掃剤:炭酸カルシウム」などと表記されています。

研磨剤入りかそうでないかを見極めるときには上記の成分が含まれているかどうかをチェックしてみてください。

 

また、粒子の大きさについては極小粒子に改質されている場合には「低研磨」と表示されていることが多いです。

ただし、製品によっては粒子の大きさに関して特に表記がないこともありますので、気になるときには製造元の公式HPをチェックしたりメールや電話で問い合わせてみるなど、購入前に確かめておくとよいでしょう。

結局、どれが一番歯を白くできるの?

上記、1-1~1-6まで6種類のホワイトニングアイテムをご紹介しました。

では、いったいどれが一番歯を白くできるのでしょうか?

 

結論から言うと、「どれも似たりよったり、効果に大きな差はない。茶渋や軽度の着色汚れには消しゴムタイプの使用で歯を白くできることもある。」が答えとなります。

 

ズバッと表現してしまったのですが、現在日本国内で販売されているホワイトニングアイテムは「歯そのものを白くする効果」はありません。

形式の違いこそあれ、ほとんどのアイテムが「歯の汚れを落としやすくしてから、歯を磨いて綺麗にクリーニングする」「歯の汚れを落として口臭を減らす」ことを目的としているため、劇的に歯を白くできないのが現状です。

 

もちろん、歯の黄ばみや汚れが軽度の場合には上でご紹介した日本製のホワイトニングアイテムでも歯を白くできる可能性は十分にあります。

ただし、歯の黄ばみが象牙質そのものの変色だったり、着色汚れがエナメル質の奥深くにまで浸透している場合、日本製のホワイトニングアイテムでは歯を白くすることは不可能です。

 

また、最近では1-6.でご紹介したようなジェルとLEDライトを使うマウスピースタイプのホワイトニングアイテムも登場していますが、口コミを見ても分かるように「白くなった!」と実感できるほどの効果は得られないのが現実です。

ただし、歯の外面の着色が落ちたことで「白くなった」と感じる方がいるといった具合です。

 

ここまで聞くと「じゃあ、歯そのものを白くするには歯医者さんでホワイトニングするしかないの?」と思う方もいらっしゃるかと思います。

 

実は、市販のホワイトニングアイテムの中には「歯そのものを白くできる商品」も存在しています。

それは、アメリカ製のホワイトニングアイテムです。

アメリカ製のホワイトニングアイテムについては、次の項で詳しくご説明いたします。

歯そのものを白くしたい!市販でホワイトニングできる商品は?その効果とリスクは?

アメリカ製のホワイトニングアイテムの中には、歯そのものを白くできる過酸化水素や過酸化尿素が含まれている商品が存在しています。

これら過酸化物が含まれたホワイトニングアイテムは日本国内のものと異なり、歯の色自体を白くする効果があります。

シートタイプ(歯に貼るタイプ)

〇creat クレスト 3Dホワイト ストリップス20日分

[購入した人の口コミ]

 

・★★★★★

型をとってプラスチックの型にホワイトニング材を塗って装着する歯医者のホワイトニングと大差ない結果を得られます。
北米在住時から愛用の製品。
北米に比べてかなり割高ですが歯医者さんより断然お得です。

 

・★★★☆☆

若干白くなったような気もしますが、思った程の効果はなかったかも…

 

・★★★★☆

ところどころ歯肉から少し出血してきましたが、白くなる実感があったのでなくなるまで使用しました!

(buyma.comより抜粋)

 

クレスト 3Dホワイト ストリップスは前歯に貼るタイプのホワイトニングアイテムです。

過酸化水素がシートに含まれており、歯そのものを白くする効果があります。

 

過酸化水素の力により歯のエナメル質に浸透着色した汚れも分解できます(※)。

ただし、刺激が強い成分のためシートが歯ぐきにふれると出血したり、使用後に知覚過敏のような「歯がしみる痛み」を感じる場合もあるため注意が必要です。

 

(※ 汚れがひどい場合には歯を白くできないケースもあります)

マウスピースタイプ(過酸化物のジェルを歯に塗るタイプ)

〇オパールエッセンス10% ドクターキット(レギュラー)ウルトラデント

[購入した人の口コミ]

 

・★★★★★ リピ

ジェル状でマウスピースに塗って使うタイプです。
歯科用セットになっているので、マウスピースを作るシートが入っていましたが、製造する機械が無いと個人では作れません。
ジェルだけ欲しかったのですが、歯科で購入するより安かったのでいいと思います。
ジェル1本が一度に使う量としては多いので、3回分くらいあります。
冷蔵庫保管です。特に白くしたい日の前にしています。

 

・★★★★★ 効果大

歯科医院にてマウスピースを作成して
いただき、使用している薬剤です。
私の場合、一度で明るくなり、
3本使いきる頃にはこの薬で明るくできる
最大級の白さになりましたと言われました。
歯科医院では2本分のお値段で12本も
購入できるなんて…
送料別でもとても嬉しいお買い物でした。

 

・★★★★★ これはいい!

歯医者さんで買うよりずっと低価格でありがたいです!また購入させて頂きます!

(rakuten.co.jpより抜粋)

 

オパールエッセンス10% ドクターキット(レギュラー)ウルトラデントは過酸化物(10%の濃度の過酸化尿素)が含まれたジェルを歯に塗り、マウスピースを装着するタイプのホワイトニングアイテムです。

オパールエッセンスは日本国内の歯科医院においてもホームホワイトニングキットとして使用しているクリニックがあり、人気の高い製品のひとつです。

プロ仕様のため歯を白くする効果も当然高く、口コミの評価も満点が目立ちます。

なお、付属のマウスピースは専門の機械がないと作れないため、ジェルのみを使う目的で購入する人が多いようです。

ホワイトニングシート+LEDマウスピースタイプ

〇Crest 3D White Whitestrips 10回分 ライト付き

[購入した人の口コミ]

 

・★★★★★

いつものホームホワイトニングより簡単で助かっています。数ヶ月ぐらい前にオフィスホワイトニングをした後ということもあり、1回目でより白さを実感できました。

(buyma.comより抜粋)

 

・★★★★★ 完全に機能した、そして、コストに見合うだけの価値アリ

以前使っていたホワイトニングキットは1か月間使い続ける必要があった。

このキットはそれよりも値段は高くなったが、たった1週間使っただけで前よりもかなり歯を白くすることができた。

 

・★★★☆☆ 星3つ

少しだけ歯が白くなった。使ったあと、数時間または1日後に痛みが増した。

(英文レビューを和訳:amazon.comより抜粋)

 

Crest 3D White Whitestrips 10回分 ライト付きは過酸化水素を含んだシートを前歯に貼り、LEDライトを当てて歯に浸透着色した汚れを分解して白くするホワイトニングアイテムです。

 

過酸化水素+LEDライト、という組み合わせは歯科医院で行うオフィスホワイトニングと原理は同じであり、現在、自宅でできるホワイトニング方法としてはトップクラスの美白効果を期待できます。

 

クレストのライト付きホワイトニングシートは日本国内ではまだ使用者が少ないものの、過酸化物とLEDライトにより高い美白効果を見込めるため、これから人気がでそうなアイテムのひとつです。

なお、日本でも現在、LEDライトと清掃効果のあるジェルを用いるホワイトニングキットが販売されていますが、日本のものはあくまでもクリーニングを主な目的としているため、過酸化物を含むアメリカ製のものと比較すると歯を白くする効果は劣ります。

アメリカ製のホワイトニングアイテムを使用する際の注意点

アメリカを始めとする海外のホワイトニングアイテムは過酸化物を含んでいるものもあります。

過酸化物配合の商品は効果が高く即効性がある反面、使用方法を誤ると歯ぐきからの出血や歯に痛みがでるほか、知覚過敏が起きたり、最悪の場合は歯が溶けてしまうこともあるため注意が必要です。

 

上でご紹介したアメリカ製のホワイトニングアイテムの中には日本国内の歯科医院で使われているプロ仕様のものもあり、成分が強いため、使い方を間違えると重大なトラブルが発生するおそれがあります。

 

特に気をつけなければいけないポイントとしては、むし歯や歯周病にかかった状態で成分が強いアメリカ製のホワイトニングアイテムを使うとそれらの病気を悪化させてしまう場合がある点です。

使用時には添付された説明書をよく読み、用法と用量を守ってホワイトニングを行うようにしてください。

アメリカ製のホワイトニング商品を使うときには自己責任でのご使用となることを理解しておきましょう。

ホワイトニング 市販の商品と歯科医院の違いは?

現在はネット通販や個人輸入を利用してアメリカ製のホワイトニングアイテムを入手することが可能です。

アメリカ製のホワイトニングアイテムは過酸化水素や過酸化尿素などの過酸化物を含んでおり、自宅に居ながらにして歯を白くできます。

 

こうなってしまうと、もはや「歯科医院でホワイトニングをする必要はなく、歯を白くしたいときにはアメリカの製品を使って自宅でホワイトニングを行えば良いのでは?」とお感じになる方もいらっしゃるかと思います。

 

しかし、やはり歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で市販のアイテムを使って行うホワイトニングとでは安全性の面や歯の白さの微調整ができない点など、さまざまな部分で違いがでてきます。

歯科医院で行うオフィスホワイトニングについて

歯科医院で行うオフィスホワイトニングでは、以下のような流れで診療を進めていきます。

 

①初診・カウンセリング(1回目の来院)

 

初診時にはむし歯や歯周病などお口の病気の有無を確認するほか、現在の歯の色のチェックします。

また、患者さんが望む「なりたい歯の白さ」を歯科医師が直接うかがい、理想の美しさを実現するためのカウンセリングを入念に行います。

このとき、ホワイトニングにかかる時間や費用、歯を白くするために必要な期間、通院回数などについても詳しく説明します。

 

②クリーニング

 

診察とカウンセリング終了したあとはホワイトニングの事前準備として歯のクリーニングをします。

専用の器具を使って歯の表面の汚れを落とし、歯石の除去も合わせて行います。

 

③施術(2回目の来院)

 

初診で問題がなければ2回目の来院時に施術を行います。

施術前には患者さんのお口を固定する器具(マウスリトラクター)を使い、さらに歯ぐきや唇、頬の粘膜を保護する樹脂(ダム)を塗り、安全を確保したのち、治療を進めていきます。

オフィスホワイトニングのおおよその手順は以下となります。

 

1.マウスリトラクターを使いお口を固定します。

2.歯ぐきや唇を保護するダムを塗ります。

3.目を守るためのタオルやアイマスクを着け、歯の表面に過酸化水素を含んだホワイトニングジェルを塗り、専用の器具を使って光を当てていきます。

 

4.ホワイトニング終了後、歯の色や透明度がどれくらい変化したのかを鏡を使って確認します。

 

以上がオフィスホワイトニングの具体的な流れとなります。

施術にかかる時間は1回あたり30分~1時間程度です。

個人差はありますが、オフィスホワイトニングでは濃度が高い過酸化水素を含んだジェルを使用するため、早ければ1回目の施術で歯の白さを実感できます。(※)

(※ 施術回数や白さの効果は患者さんによって異なります)

<オフィスホワイトニングの費用>

 

15,000円~100,000円程度

 

(1回の金額:上下の前歯すべてにホワイトニングを行った場合)

(歯科医院によって価格が異なります)

 

<オフィスホワイトニングの効果>

 

施術後は3か月~6か月間のあいだ、歯の白さが長持ちします。

 

<歯を白くするために必要な期間>

 

通院回数は平均で「5回」前後、期間は「1か月半~2か月程度」となります。

 

(患者さんによって歯を白くするのに必要な通院回数や期間が異なります)

 

<1回あたりの施術時間>

 

30分~1時間程度

自宅で行う市販品を使ったホワイトニングについて

 

自宅でホワイトニングを行う場合は日本製のアイテムを使うかアメリカ製のアイテムを使うかでホワイトニングにかける時間や効果が違ってきます。

 

[日本製のホワイトニングアイテムを使った場合]

<費用>

 

数百円~10,000円程度

 

(アイテムによって値段が異なります)

 

<効果>

 

歯の汚れや黄ばみが軽度なら、歯磨きやホワイトニング用の消しゴムを使ったポリッシングを続けることで歯の白さを実感できる場合もあります。

歯の汚れが強いケースでは効果をまったく実感できないこともあります。

 

<歯を白くするために必要な期間>

 

白さを実感するためには「1か月~数か月間以上」、継続して歯のクリーニングを行う必要があります。

 

(歯の汚れが軽度な場合には消しゴムタイプや研磨剤入りの製品を使うことで比較的早く歯の白さを実感できるケースもあります)

 

<1回あたりの時間>

 

数分~1時間程度

 

(アイテムによってホワイトニングにかける時間が異なります)

 

[アメリカ製のホワイトニングアイテムを使った場合]

<費用>

 

数千円~10,000円程度

 

(アイテムによって値段が異なります)

 

<効果>

 

早ければ1回、平均で1か月前後のホワイトニングで歯の白さを実感できます。

歯の白さは数か月~1年間程度長持ちします。

 

(白さを実感できるまでの期間や持続期間は人によって異なります)

 

<歯を白くするために必要な期間>

 

1日~1か月間前後

 

(※ 歯の汚れ具合によってホワイトニングに必要な期間が異なります)

 

<1回あたりの時間>

 

数分~1時間程度

 

(アイテムによってホワイトニングにかける時間が異なります)

それぞれのホワイトニングのメリット・デメリット

[オフィスホワイトニング]

〇メリット

 

・濃度の高い過酸化水素を使用するため、比較的早く歯を白くすることができる。

(最短で1回、平均で5回の通院で済む(※))

 

(※ 患者さんによって通院に必要な回数が異なります)

 

・歯科医院の院内で施術を行うため、万が一トラブルが起きた際にも迅速に対処できる。

 

・施術前にはむし歯や歯周病などお口の健康状態もチェックするため、ホワイトニング中に事故やトラブルが起きる確率を下げることができる。

 

・シェードガイドを使いながら歯の色を微調整するため、自分がなりたい「理想の歯の白さ」に近づけることができる。

 

・施術時には目を保護するマスクや歯ぐきや唇を保護するダムを使用するため、安全性が高い。

 

・施術前には歯のクリーニングと歯石除去を行うため、お口の中が清潔になる。

 

・成分の強いホワイトニング剤を使うため、希望があれば芸能人や有名人並みの白さの歯を手に入れることも可能。

  • デメリット

 

・保険が効かず、治療にかかる費用が比較的高くなる。

 

・施術のために歯科医院に通う必要がある。

 

・成分の強い薬剤を使うため、施術中や施術後に痛みやしみを感じることがある。

 

・施術後に知覚過敏に似た症状がでることがある。

 

・薬剤の成分が強いため、歯ぐきや唇にジェルがつくと皮膚がただれたり痛みを感じることがある。

 

・歯ぐきに薬剤がついてしまった場合、施術後に歯ぐきが退縮するおそれがある。

 

・レーザーの熱により、施術後に歯に痛みを感じることがある。

 

・ライトの光が奥歯には届かず、奥歯のエナメル質は厚い層でできているため、奥歯はホワイトニングできない。

 

・即効性がある反面、歯の白さが持続する期間は最大でも半年程度と短くなる。(後戻りしやすい

 

・妊婦さんや無カタラーゼ症(※)の人など、患者さんによっては施術を行えない場合がある。

 

(※ 無カタラーゼ症・・・過酸化水素を分解するカタラーゼ酵素を体内で産出できなくなる病気)

[日本製のホワイトニングアイテムを使った場合]

〇メリット

 

・ホワイトニング歯磨き粉など、安い物では数百円で購入でき、ホワイトニングにかける費用を節約できる。

 

・過酸化物を含まないため、歯にかかる負担は少なくて済む。(安全性が比較的高い)

 

・歯科医院に通う必要がない。

 

・いつもどおりの歯磨きで歯を白くすることも可能。(歯の汚れが軽度な場合に限る)

 

・有効成分により、歯質を強化しながらホワイトニングをすることができる。(歯の汚れが軽度な場合に限る)

 

・基本は歯のクリーニング作業となるため、妊婦さんや無カタラーゼ症の人でも気軽にホワイトニングを行うことができる。

 

  • デメリット

 

・「歯のクリーニング」によってホワイトニングをすることを目的としているため、歯そのものを白くすることはできない

 

・エナメル質の内部に浸透した着色汚れは落とすことができない。

 

・毎日根気強く歯磨きやホワイトニングを続ける必要があり、続けたからと言って必ずしも効果が得られるとは限らない。

 

・消しゴムタイプや研磨剤入りの製品は歯を痛めるおそれがある。

 

[アメリカ製のホワイトニングアイテム(過酸化物を含むもの)を使った場合]

〇メリット

 

・過酸化物を含んでいるため、歯そのものを白くすることが可能。

 

・エナメル質の内部に浸透着色した汚れも分解除去できる。(汚れがひどい場合には白くできない場合もある)

 

・歯科医院に通う必要がない。

 

・シートタイプのものは歯に貼り付けるだけで済むなど、お手軽、短時間でホワイトニングができる。

 

・1アイテムあたりの値段は数千円~10,000円程度と、オフィスホワイトニングよりも費用が安く済む。

  • デメリット

 

・日本製の安価なホワイトニングアイテムと比べると値段は高め。

 

・過酸化物を含んでいるため人によっては痛みを感じたり、使用法を誤ると歯や歯ぐきを傷つけてしまい重大なトラブルが発生するおそれがある。

 

・過酸化物を含んでいるため、薬剤の刺激によってホワイトニング中やホワイトニング後に知覚過敏に似た歯のしみなどが起きることがある。

 

・歯科医院で行うオフィスホワイトニングと比較した場合、ある程度は自分で確認しながら歯の色を調節できるが、白さを微調整するのはむずかしい。

 

・説明書が英語もしくは中国語のみの表記の場合が多く、詳しい使い方を調べるにはネットを検索したり、自力で和訳しなければならないことがある。

 

・歯科医院向けのプロ仕様の製品(オパールエッセンス添付のマウスピースなど)の場合、自作が不可能なためホワイトニングキットに含まれるすべてのアイテムを活用できないケースがある。

【ホワイトニングは安全性の高い方法を選びましょう】

「ホワイトニング 市販で効果があるアイテムは?」についてご紹介しました。

 

今回お伝えした情報をまとめると、

 

①歯の汚れや黄ばみが軽く、費用をおさえたいときには日本製の市販のアイテムを使った歯磨きや、消しゴムを使って歯の表面を研磨するホワイトニングから始めるのがお手軽。

 

②歯磨きでは白くならないときや歯そのものの色を白くしたい場合にはアメリカ製の過酸化物が含まれた商品を試してみるのもアリ。

 

③できるだけ早く歯を白くしたいときや安全面が心配な場合には歯科医院のオフィスホワイトニングがオススメ。

 

となります。

 

日本製のホワイトニングアイテムは比較的安全性が高いのですが、歯そのものを白くする効果はありません。

アメリカ製のアイテムは過酸化物を含んでおり歯の色を白くできる反面、使い方を誤ると歯や歯ぐきを傷つけたり重大なトラブルが発生するおそれがあります。

 

それに対し、歯科医院で行うオフィスホワイトニングはこれらの方法の中でいちばん費用がかかりますが、初診でむし歯や歯周病の検査をしたり、歯科医師によるカウンセリングが受けられる、色の微調整が可能など、たくさんのメリットがあります。

さらに、3つの方法の中ではもっとも早く歯を白くできるのも大きな特徴のひとつです。

 

もし、これからホワイトニングをお考えの方は、ぜひ、ご自分の現在の歯の状態や理想とする歯の白さを考慮した上で、自分自身に合ったホワイトニングを選ばれてみてはいかがでしょうか。

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