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「痛くない」ホワイト二ングについて

ホワイトニングの知識

さまざまな場所でおこなえるようになったホワイトニング。

ネットでも、ホワイトニングに関するいろんな情報がでていて、

「ホワイトニングでしみた、痛かった」

「ホワイトニングしてみたけど、痛くて途中で止めてしまった」

など、これからホワイトニングしようと思っている人にとっては、心配や不安になるような内容もありますね。

ここでは、ホワイトニングすると痛くなることがある原因、痛くないホワイトニングやその値段などについて説明していきたいと思います。

ホワイトニングすると、どうして痛くなる場合があるの?歯によくないの?

▲ しみたり、痛くなったりする主原因は、ホワイトニングの薬剤が歯の神経に刺激してしまうことがあるため

みなさんの歯はこのような構造でできています。

歯そのものを白くするホワイトニングは歯の表面に薬剤を塗り、それが

・歯内部の着色物質を除去すること

で歯を白くします。

この薬剤には過酸化水素または過酸化尿素という成分が含まれており、その成分が口の中でさらに小さい成分となり、着色物質を分解し、除去します。

過酸化水素はよく傷の消毒で使われる”オキシドール”の名前で知られているものです。

その時に、歯にクラック(割れ)や虫歯などがあると、その薬剤の成分が歯の神経のところまでとどき、神経を刺激してしまうために知覚過敏による痛み・しみが発生します。

なお、この痛み・しみが発生するのは、ホワイトニングした人の3割ほどといわれています。

歯のクラック、歯と歯のむし歯などご自身ではわからないものですので、心配なかたは、歯科医院で診てもらいましょう。

 

※ 薬剤が歯茎や口内粘膜に付くと、痛みと変色がでます

また、濃度が高い過酸化水素または過酸化尿素を含んだホワイトニングの薬剤が歯茎や口の中の粘膜についてしまった場合、ひりひりしたしびれるような痛みがでて白く変色、口の粘膜がむけることがあります。

変色やむけは数時間~数日で収まることがほとんどです。

 

▲ ホワイトニングは歯にとって安全です

ホワイトニングは普及してから20年ぐらい経っており、有害でないことがわかっています。

その理由として、過酸化水素又は過酸化尿素を含むホワイトニングの薬剤は、歯の内部にある着色物質に作用しますが、無機物(カルシウムなど)を多く含むエナメル質には影響がないと考えられているからです。
(引用:みんなが知りたいホワイトニングQ&A)

「痛くない」ホワイトニングはどんなもの?

 過酸化物を使用しないホワイトニングは痛くなりません

先に解説したように、過酸化物を含む薬剤を用いた歯そのものを白くするホワイトニングでは少なからず、知覚過敏やしみが起こる可能性があります。

痛みやしみがが起きないようにするには、過酸化物を含まない、歯の表面をクリーニングしたことで黄ばみが落ちるホワイトニングを行うことになります。

具体的には

・サロンで行われているホワイトニング

・過酸化物を含まない歯磨き粉・ホワイトニングキットを用いた自分で行うセルフホワイトニング

となります。

※ まれに、過酸化物を含まない上記の施術でも知覚過敏のような症状が出る方はいますが、数時間で症状はおさまります。

 

◎ サロンで行われているホワイトニング

”ホワイトニングバー”に代表される医療機関でないホワイトニングサロンは、法律上、過酸化物を含んだ薬剤を扱うことができません。

また、店員が施術についても行うことが出来ない為、お店のスタッフからやり方の説明を受け、ご自身でホワイトニングを行います。

サロンで扱われれる薬剤にはメタリン酸、ポリリン酸、酸化チタンなど、歯の表面の汚れを落とす効果がある成分が含まれており、それを歯に塗布し、LEDライトで

薬剤を活性化させ、作用させていきます。

 

◎ 過酸化物を含まない歯磨き粉・ホワイトニングキットを用いた自分で行うセルフホワイトニング

 

(歯磨き粉によるもの)

ホワイトニング用歯磨き粉として販売されているもので、行います。

主な成分は

・一般の歯磨き粉で用いられている無水ケイ酸、シリカ、ベーキングソーダ(重曹)などの研磨剤、

・歯の着色汚れを浮かせて除去するピロリン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウムなど

で、歯の着色汚れを落としていきます。

 

(ホワイトニングキットによる)

一般に、マウスピース、LEDライト、ホワイトニングジェルがセットになったキットです。

酸化チタン、メタリン酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム等の成分を含むジェルをマウスピースに塗布し、歯に装着、ライトを一定時間当てて使用します。

 

ホワイトニングの効果は?

過酸化物を使用しないホワイトニングでは、歯の表面の着色を落とし、歯本来の色にもどすことになります。

実際に行った人のレビューなどでは

①ホワイトニングサロンによる

②ホワイトニングキットによる

③ホワイトニング歯磨き粉による

の順番で効果が高い傾向にあります。

歯の着色汚れが落ちたことで「歯が白くなった」と感じる方もいる一方、「自分が希望する歯の白さにはならなかった」という方もいます。

その場合、ご自身の希望する白さにするには、過酸化物を含んだホワイトニングが必要となります。

過酸化物を含んだホワイトニングで知覚過敏による痛み・しみがでない方法はないのでしょうか?

100%防ぐことはできませんが、極力、痛み・しみを発生させないようにする方法はあります。

次の項ではその点について述べていきます。

 

過酸化物を含んでいても、極力痛くならないようにするには?

過酸化物を含んだ歯そのものを白くするホワイトニング行うにあたり、なるべく知覚過敏による痛み・しみを起こさないようにするには

・ 事前の予防対策

・痛み・しみがでにくいホワイトニング方法を選択する

と対策がとれます。

●事前の予防対策

オフィスホワイトニングで行う予防対策として

① ホワイトニング前に歯の状態の事前確認

②  知覚過敏抑制剤による予防

③  ホワイトニング直前に知覚過敏抑制剤の塗布

があります。

① ホワイトニング前に歯の状態の事前確認

ホワイトニング前に歯科医院で歯の状態をみてもらうことで、未然に知覚過敏などの痛みを防ぐことができます。

歯の状態確認では、

・むし歯がないか

・歯の割れ(クラック)や摩もう等がないか

をチェックします。

むし歯があった場合は、先に述べたように知覚過敏をおこしやすくなることから、むし歯治療を行ってから、ホワイトニングを行うようにします。

ただし、むし歯治療を先に行うことで、ホワイトニング後の歯と歯の詰め物での色の違いがおきる可能性があります。あらかじめ、歯科医と相談して治療を行いましょう。

 

②  知覚過敏抑制剤による予防

①の歯の状態確認でクラックや摩耗、歯の根元が凹んでくる楔(くさび)状欠損などがみられた場合、ホワイトニングの数週間前から知覚過敏抑制剤の塗布、シュミテクトなどの知覚過敏用歯磨き粉の使用で予防を行います。

歯科医指導のもとでおこなうホームホワイトニングの場合も上記に加え、マウスピースにジェル状の知覚過敏抑制剤を入れて、5~10分装着することで予防を行います。

ホワイトニング後も発生しないように継続して行うと知覚過敏などの症状の抑制が期待できます。

MIペースト CCP-ACPという歯の再石灰化を促す成分を含んだペーストです。CCP-ACPは”リカルデント”の名前でよく知られているもので、知覚過敏を防ぐ効果があります。

シュミテクト 成分に含まれる硝酸カリウムにより知覚過敏を抑える作用があります。

③  ホワイトニング直前に知覚過敏抑制剤の塗布

歯科医院で行うオフィスホワイトニングの直前にも、フッ化ナトリウム、硝酸カリウムなどの知覚過敏抑制剤を塗布することで、予防します。

 

●痛み・しみがでにくいホワイトニング方法を選択する

ズバリ申しますと「過酸化水素の濃度が低いホワイトニング」で行うことなります。

痛み・しみがでにくいホワイトニングとして

・FAPホワイトニング

・ポリリン酸ホワイトニング

がありますが、いずれも過酸化水素濃度が低く設定されています。

 

FAPホワイトニング

濃度が低いことに加え、”歯をコーティングする成分を含むことで、ホワイトニングでの痛みを抑える”

という方法です。

成分にはフッ素とアパタイトが含まれており、痛み・しみ止めの効果があります。

FAPホワイトニングのその他の特徴としては、

・低濃度の為、希望の白さにするには5~10回と回数がかかる

・フッ化アパタイトが歯の表面をコーティングするため、歯の表面の着直汚れがつきにくい

※ 但し、歯内部の色戻りは他のホワイトニングと同程度です。

 

ポリリン酸ホワイトニング

このホワイトニングは脱毛サロンで有名なミュゼが行う”ミュゼホワイトニング”が行っています。

また、ポリリン酸が歯の表面を保護しますので、歯の表面の着色汚れがつきにくい効果もあります。

 

その他、しみにくいとされているホワイトニングとして、

しみにくい:ピレーネ(過酸化水素濃度:3.5%と低い)

(しみやすい:ズーム、ビヨンド、オパールエッセンスブースト、ブライトホワイト2)

があります。

 

ここでご紹介した”痛み・しみにくいホワイトニング”は1回ごとの効果が弱いので、白くなるまでに回数がかかります。おおむね、5回以上の施工が必要とされています。

痛み・しみはでる可能性は高くなりますが、1回でかなり白くできるホワイトニングもあります。

そういった点も考慮し、ご自身にあったホワイトニング方法を選んでいきましょう。

 

(参考) ホワイトニング剤による歯ぐきの炎症を防ぐには?

オフィスホワイトニングでは扱うホワイトニング剤の濃度が高いため、ホワイトニング直前に歯茎保護材を塗布して、歯茎に直接、ホワイトニング剤が付かないようにします。

ホームホワイトニングではマウスピースが歯茎につかないように作り、歯茎にジェルがいかないようにしています。

痛くないホワイトニングのの値段、購入方法、行える場所

ここまで

・過酸化物を使わない痛くないホワイトニング方法

・過酸化物を含んでいても、なるべく痛くならない方法

について説明してきました。

”では、それぞれの値段、購入方法、行える場所”についてと調べたくなるかと思います。

以降ではその点について説明していきたいと思います。

過酸化物を使わないホワイトニングの値段、購入方法、行える場所

・サロンで行われるホワイトニング

10000~25000円程度

お店によっても値段はまちまちですが、複数回のコースを設定しており、コースの回数が増えると1回あたりの料金が割安になる設定のところが多いです。

また、学生さんなどある条件をみたす方対象で割引が効く場合があります。

サロンとして代表的なものにホワイトニングバー”があります。店舗検索がありますので、興味がある方はお住いの近くにあるかの確認してみましょう。

 

・ホワイトニング歯磨き粉

300~10000円程度

”ホワイトニング用歯磨き粉”と表示されているものでも、金額はまちまちです。

お近くのドラックストアなどで購入できる商品もありますが、多くはインターネットでの購入となります。

ここでは、代表的な販売サイトを記載しておきます。

アマゾン 国内製、海外製とわず多くの商品を購入することができます。

楽天

ヤフーショッピング

バイマ(BUYMA) 海外のバイヤーが買い付けるため、主に海外商品を扱っています。

ナチュラカート(naturacart)   海外のバイヤーが買い付けるため、主に海外商品を扱っています。

ワウマ(Wowma!)

 

・ホワイトニングキット

数千~10000円程度

ホワイトニングジェルを継続購入すると1回あたりのコストが安くなるような価格にしている商品もあります。また、期間限定の販売キャンペーンなど行っている場合もあるので安くコストを抑えられる場合もあります。

ビースマイル 国内メーカー 株式会社ECスタジオのホワイトニングキット 酸化チタンがLEDライトで活発になり、歯表面の汚れを浮かせて落とします。

ハイスマイル(HiSmile) オーストラリア発のホワイトニングキット 重炭酸ナトリウムなどが歯の汚れを落とします。

 

過酸化物を含んでいるホワイトニング

知覚過敏予防対策を行う歯科医院でのオフィスホワイトニング

15000~100000円程度

歯科医院によって料金はまちまちです。

その理由は、

”オフィスホワイトニングの薬剤やライトをあてる設備が異なること”

”歯科医院によってスタッフの人数が異なること”

などから、料金の差が発生します。

検討される方はあらかじめ歯科医院に”知覚過敏があること”や”知覚過敏を心配している”ことを話し、それを踏まえて料金の相談を行いましょう。

 

FAPホワイトニング

50000~100000円程度 (施術5回での料金)

施工方法は基本的にはどの歯科医も同じですが、料金はばらつきが出ています。

設定している技術料金の差や各々の歯科医院でのスタッフ人数の違いなどがばらつきの理由です。

FAPホワイトニングを行える全国の歯科医院はFAP美白歯科研究会で紹介されています。

 

ポリリン酸ホワイトニング

50000円前後 (施術5回での料金)

おおよそ、1回あたりの料金が10000~15000円で設定されています。

例えば、ミュゼホワイトニングでは8回:76800円 (1回あたり9600円)、12回:108000 (1回あたり9000円) ※共に歯20本の場合

というコースが設定されています。

 

ポリリン酸ホワイトニングを行っている歯科医院は各地にありますので、ご興味がある場合は”ポリリン酸ホワイトニング 〇〇(お住いの地域名)”で検索してみましょう。

なお、ミュゼホワイトニングを行っている歯科医院はミュゼホワイトニングで紹介されています。

 

まとめ

ここでは、”痛くない!ホワイトニングとは?について解説してきました。

・ホワイトニングでの知覚過敏などの痛みは過酸化物が神経を刺激しておきる

・過酸化物を含まない歯の表面の汚れを落とすホワイトニングであれば、痛みはおきない。但し、歯そのものを白くするものではないので、希望する白さにならない可能性がある。

・過酸化物を含んだホワイトニングでも極力、痛みがでないようにする対策がある

・選ぶホワイトニングによって、値段や購入方法、実施場所がことなる

について述べてきました。

 

ご自身が希望する白さによってホワイトニングの方法が異なってきます。

まずは、痛みのない歯の表面の汚れを落とすホワイトニングに取り組み、その結果で次のホワイトニングするかを決めるのというのもよいかもしれません。

この記事を参考にご自身にあったホワイトニングをしてみましょう。

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