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なるべく歯の白さを長持ちさせる方法は?

「せっかく歯を白くしたのに、また黄色くなってる・・・」

歯を白くする方法には歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で自分自身で歯を白くするホームホワイトニングの2種類があります。

これら2種類のホワイトニングは歯を白くする、という点においては同じなのですが、ホワイトニングをしたあとにメンテナンスを怠ってしまうと、歯の色が元に戻る後戻りという現象が発生します。

後戻りはどんな種類のホワイトニングでも必ず発生する現象のため、歯の白さを長持ちさせるにはホワイトニング後に定期的にケアをする必要があります。

今回は「ホワイトニングの後戻り」および「ホワイトニング後の歯の白さを長持ちさせる方法」について詳しくお話しします。

[mokuji]

ホワイトニングがどのくらいで元にもどる?

ホワイトニングした歯の白さはどれくらい保てるの?

「ホワイトニングした歯はどれくらい白さを保てるのかな?」という点は誰もが気になるところですよね。

せっかくお金をかけて歯を白くしたのだからできるだけ歯の白さを長持ちさせたい、とお思いでしょう。

ホワイトニングした歯の白さがどれくらい持つかは、ホワイトニングの方法によって異なります。

 

[歯科医院で行うオフィスホワイトニングの場合]

歯の白さを維持できる持続期間・・・おおよそ3か月~10か月程度となります。

[自宅で行うホームホワイトニングの場合]

歯の白さを維持できる持続期間・・・おおよそ6か月~1年程度となります。

歯の色が戻ってしまうのはどうして?

ホワイトニングをした歯がふたたび元の色に戻ってしまう現象を後戻りと呼びます。

後戻りはオフィスホワイトニング、ホームホワイトニングなど、どんなホワイトニングでも必ず発生する現象です。

歯の色が後戻りする理由は、以下の3つによるものです。

「歯の内部に着色物質がつくことによる」

ホワイトニングは歯内部の着色物質を分解することで白くなりますが、時間とともに歯の内部への着色物質が再び入ってきますので、色が戻っていきます。

ステイン汚れ

コーヒーや紅茶、ワイン、カレーやキムチなどの着色性の強い物質をホワイトニングした以降に食べたり飲んだりすることで汚れがついてきてしまう

ケア不足

歯のお手入れを怠ってしまい歯の表面に歯垢(プラーク)や歯石が付着して歯が黄ばんでしまう

 

完全に元にはもどらない?

ホワイトニングはどんな方法で行っても必ず後戻りが発生します。

一度歯を白くしたら永遠にその白さを保てれば最高なのですが、残念ながらそのような方法はまだ開発されていません。

しかし、ホワイトニング後に発生する後戻りは完全に元の歯の色に戻る、ということはありません。

ホワイトニング後、着色性の強い飲食物を毎日大量に摂取する、歯のお手入れをまったくしない、などの行為を行わない限り、歯の色が完全に戻ってしまうことはありませんのでご安心を。

加齢で歯の色が黄色くなる?

歯が黄ばむ原因にはお茶や紅茶、カレーやキムチなどの着色性の強い飲食物の摂取によるステイン汚れのほかに、加齢によって歯の象牙質が黄色くなる自然現象も黄ばみの原因になります。

また、年齢を重ねると、歯が本来持つ遺伝的な歯の色に戻ろうとして歯が黄ばんでくることもあります。

ホワイトニングで後戻りすることはわかった。では、後戻りが少ないホワイトニング方法は?

ホームホワイトニングの方が後戻りが少ない

ホワイトニングの方法には歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で自分あなた自身で歯を白くするホームホワイトニングがあります。

オフィスホワイトニングで使用するホワイトニング剤は過酸化水素の濃度が高く成分が強いため、ホームホワイトニングよりも早く歯を白くすることができます。

それに対して、自宅で患者さんご自身が歯を白くするホームホワイトニングの場合、使用する薬剤はオフィスホワイトニングで用いるホワイトニング剤よりも成分は弱くなりますが、マウスピースとホワイトニングジェルを使い時間をかけてじっくりと歯を白くするため、歯の色の後戻りはオフィスホワイトニングよりも起こりにくくなります。

FAPホワイトニングとは?

FAP(エフエーピー)ホワイトニングとは、ホワイトニングを行う際に過酸化水素にフッ素成分をミックスした薬剤を歯に塗り、歯を白くしながら同時にコーティングする方法です。

一般的なホワイトニングは過酸化水素や過酸化尿素が持つ力によって歯の内部に浸透着色した汚れを分解して除去し(ブリーチ効果)、さらに過酸化水素の作用で歯のエナメル質の表面を凸凹に変化させること(光の乱反射によるマスキング効果)で歯を白くします。

それに対し、FAPホワイトニングは過酸化水素によって歯の汚れを落としてエナメル質の表面を凸凹に変化させるまでは同じですが、薬剤に含まれるフッ素成分により凸凹になったエナメル質をコーティングすることで歯の表面が滑らかになり、汚れが付きにくくなるのが特徴です。

FAPホワイトニングはフッ素の作用で歯の表面に強化カルシウムが5層ほど重なっていくため汚れがつきにくく、ホワイトニング後の後戻りが発生しにくくなります。

また、フッ素の成分によって歯質が強化され虫歯がかかりにくくなる、というメリットもあります。

 

FAPホワイトニングを行った場合、歯の表面が強化カルシウムによってコーティングされるため汚れがつきにくくなりますが、歯の内部の象牙質の黄ばみは加齢によって進行するため、歯の白さを維持できる期間はホームホワイトニングと同様に1年程度となります。

ただし、FAPホワイトニングは通常のホワイトニングと異なり歯の表面に汚れがつきにくくなるため、歯科医院で受ける定期的なメンテナンスや自宅でのケアをしっかり続けていれば歯の白さが持つ期間を延ばすことも可能です。

ホワイトニングの白さをなるべく長持ちさせる方法は?

口の中はいつも潤しておく

ホワイトニングで使用する薬剤には歯の表面のエナメル質を保護しているペリクルという膜を剥がし落とす作用があります。

ペリクルは通常、ホワイトニング後24時間以内に再生されますが、ホワイトニングをしたあとにはペリクルが剥がれているため汚れがつきやすくなってしまいます。

また、ペリクルは口の中が乾燥していると再生されにくくなるため、ホワイトニングを行ったあとは常に口の中を潤しておくことが大切です。

口の中を潤すために効果的な方法としては、鼻呼吸があります。

口でのみ呼吸をする口呼吸は口の中が乾燥しやすいため、口を閉じて呼吸をする鼻呼吸を日ごろから習慣づけ、口の中を潤すようにしましょう。

着色性の強い飲食物をひかえる

コーヒーやお茶、紅茶やワイン、カレー、キムチなど着色性の強い飲食物はホワイトニング後の後戻りや歯の汚れを進行させてしまいます。

このため、ホワイトニング中はもちろんのこと、ホワイトニングを行ったあともできるだけこれらの着色性の強い飲食物は摂取をひかえることをおすすめします。

もし、上記の飲み物や食べ物がどうしてもやめられない場合には飲食を行ったあと、なるべく早く歯を磨いて汚れを落とすようにしましょう。

セルフケアをしっかり行う

ホワイトニング期間中やホワイトニングをしたあとは、毎日の歯磨きをしっかり行うことで歯についた汚れを落とし、口の中を清潔に保つことができます。

ホワイトニング中やホワイトニング後に使用する歯磨き粉については、研磨剤が含まれているものは歯のエナメル質を傷つけてしまい汚れがつきやすくなるため、「カルプロックス」という成分が含まれている歯磨き粉を使うことをおすすめします。

カルプロックスは歯の表面についたプロテインペリクルというたんぱく質の汚れを分解して除去する効果があり、歯の白さを保つ歯磨き粉としてホワイトニング後のセルフケアに適しています。

「カルプロックス」の成分が入ってる歯磨き粉で代表的なものは“スーパースマイル”があります。

歯科医院で定期的にメンテナンスを受ける

ホワイトニングをしたあとにはセルフケアを毎日欠かさず行うとともに、歯科医院で定期的に歯のメンテナンスを受けることが大切です。

歯科医院のメンテナンスではホワイトニング後の後戻りが発生していないかどうかをチェックするほか、虫歯や歯周病の有無を確認し、必要に応じてPMTCなどの歯の清掃を行います。

PMTCはProfessional mechanical tooth cleaning(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)の略で、専用の器具を使って歯のすみずみまで徹底的に清掃します。

また、患者さんのご希望があればフッ素コーティングなど、歯を保護するためのコーティング処理を行うこともあります。

歯のコーティング処理は歯の表面に汚れがつきにくくなる効果があるほか、エナメル質を保護することで虫歯にかかりにくくなる、というメリットもあります。

ホワイトニングを追加で行う

ホワイトニング後は歯科医院で追加のホワイトニングを定期的に行うことで、歯の白さをより長く保つことができます。

追加のホワイトニングを行う間隔は患者さんによってそれぞれ異なりますが、おおむね以下の間隔で一定期間ごとに追加のホワイトニングを行います。(※)

[歯科医院で行うオフィスホワイトニングの場合]

どのくらいのペースで追加のホワイトニングを行うかというと

おおよそ「3か月~6か月に1回程度」のペースで追加のホワイトニングを行います。

 

[歯科医院で行うFAPホワイトニングの場合]

 

おおよそ「1年~1年半に1回程度」のペースで追加のホワイトニングを行います。

 

[自宅で行うホームホワイトニングの場合]

 

おおよそ「2年~3年に1回程度」のペースで追加のホワイトニングを行います。

(※ ご希望の歯の白さや口の状態によって追加のホワイトニングを行うペースが異なります)

なお、ホワイトニングを追加で行う場合の費用については患者さんそれぞれによって異なるものの、おおむね以下の金額が追加ホワイトニング時に必要になります。

[歯科医院で行うオフィスホワイトニングの場合]

 

1本の歯につき「2,000円~10,000円程度」。(※)

 

[歯科医院で行うFAPホワイトニングの場合]

 

すべての歯で「1回の施術につき15,000円前後」。(※)

 

[自宅で行うホームホワイトニングの場合]

 

すべての歯に適用できるホワイトニングキットの価格が1セットにつき「25,000円~35,000円前後」。

 

(※ 1回の施術ではホワイトニングの効果を得られない場合があるため、追加ホワイトニングを複数回繰り返して行うことがあります)

【後戻りを防いでいつまでも歯を白く美しく保ちましょう】

ホワイトニング後に発生する後戻りは毎日のケアと定期的な歯科医院でのメンテナンス、そして追加のホワイトニングを行うことにより、防ぐことができます。

 

ホワイトニングをしたあとはセルフケアをしっかり行いながら歯科医院で定期的にプロケアを受け、いつまでも歯を白く美しい状態で保つことを心がけるようにしましょう。

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